時には立ち止まってみるのもいいよ

仕事の合間の息抜き。やってることは仕事と同じ。

ソフト屋さんがblueninjaをさわってみてます

前回の続きです。

 

 

TOSHIBAのBSPが入手できました。

思ったよりは早かったですが、署名を送り返す(メールで)作業が面倒ですねぇ。。

わざとかもしれませんが。

 

さて、無事BSPを入手できるようにはなりましたので早速環境を整えましょう。

AppLite | 東芝 セミコンダクター&ストレージ社

ここからTZ1000のBSPを入手します。アカウント登録後ライセンス許諾に署名して送り返すと、BSPがダウンロードできるようになります。

が、

f:id:poiuy56:20150826085934p:plain

なぜかChromeでは1回目のサインインがはじかれます。パスワードはお忘れではないです。

もいっかいやると入れるんですけど。

 

で、ライセンス許諾云々が完了していると、BSPやドキュメント類のダウンロードページが開くようになります。

 

現在(2015/8/26)BlueNinja開発環境として必要なBSPのファイルは、

  • TZ1000 BSP non OS Version for MDK-ARM

ですが、東芝サイトでは最新版が更新されていますので、一つ古いバージョンを取得する必要があります。

f:id:poiuy56:20150826090741p:plain

 

余談ですが、最初「新しいほうがいいじゃね?」と思ってLatestVersionをダウンロードしたら、関数のI/Fが変わっててビルドが通りませんでしたorz 人間の業ですね(ちがう

 

ダウンロードしたZIPファイルの中にある、「TOSHIBA.TZ10xx_DFP.1.31.1.pack」を、Cerevoのスターターガイドにあるように配置してインストールスクリプト(.BAT)を実行すると、おおむね準備完了です。

f:id:poiuy56:20150826091710p:plain

インストールしたらC:\Cerevo\CDP-TZ01B\に一式ファイルがコピーされます。

 

start.shell.batを起動すると、必要な環境変数を設定してコマンドプロンプトが開きますが、このBATファイルは

  • MinGW / MSYS のPATHはすでに通っている
  • GitはC:\Program Files (x86)にインストールされている

のが前提になっていますので、必要に応じてstart_shell.batファイルを書き換えましょう。#って、こんな記事を読んでる人は気づくと思いますけど。。

 

ようやく、環境がでけたので、とりあえずはサンプルをビルドしてみます。

 

start_shell.batを起動後、gitからソースを入手→makeします。

C:\Cerevo\CDP-TZ01B> cd \

C:\> mkdir work

C:\work> git clone https://github.com/cerevo/BlueNinja_BLE_EXAMPLE

Cloning into 'BlueNinja_BLE_EXAMPLE'...
remote: Counting objects: 125, done.
remote: Total 125 (delta 0), reused 0 (delta 0), pack-reused 125 Receiving object
Receiving objects: 100% (125/125), 132.63 KiB | 0 bytes/s, done.
Resolving deltas: 100% (48/48), done.
Checking connectivity... done.

 

C:\work> cd BlueNinja_BLE_EXAMPLE

C:\work\BlueNinja_BLE_EXAMPLE> make

  なんかいっぱい出る

C:\Cerevo\CDP-TZ01B\tools\bin\arm-none-eabi-objcopy -O binary blueninja_ble_example.elf blueninja_ble_example.bin

C:\work\BlueNinja_BLE_EXAMPLE>

うまくいけば、blueninja_ble_example.elfと.binができあがりです。