ソフト屋さんがblueninjaをさわってみてます
前回の続きです。
TOSHIBAのBSPが入手できました。
思ったよりは早かったですが、署名を送り返す(メールで)作業が面倒ですねぇ。。
わざとかもしれませんが。
さて、無事BSPを入手できるようにはなりましたので早速環境を整えましょう。
ここからTZ1000のBSPを入手します。アカウント登録後ライセンス許諾に署名して送り返すと、BSPがダウンロードできるようになります。
が、
なぜかChromeでは1回目のサインインがはじかれます。パスワードはお忘れではないです。
もいっかいやると入れるんですけど。
で、ライセンス許諾云々が完了していると、BSPやドキュメント類のダウンロードページが開くようになります。
現在(2015/8/26)BlueNinja開発環境として必要なBSPのファイルは、
- TZ1000 BSP non OS Version for MDK-ARM
ですが、東芝サイトでは最新版が更新されていますので、一つ古いバージョンを取得する必要があります。
余談ですが、最初「新しいほうがいいじゃね?」と思ってLatestVersionをダウンロードしたら、関数のI/Fが変わっててビルドが通りませんでしたorz 人間の業ですね(ちがう
ダウンロードしたZIPファイルの中にある、「TOSHIBA.TZ10xx_DFP.1.31.1.pack」を、Cerevoのスターターガイドにあるように配置してインストールスクリプト(.BAT)を実行すると、おおむね準備完了です。
インストールしたらC:\Cerevo\CDP-TZ01B\に一式ファイルがコピーされます。
start.shell.batを起動すると、必要な環境変数を設定してコマンドプロンプトが開きますが、このBATファイルは
のが前提になっていますので、必要に応じてstart_shell.batファイルを書き換えましょう。#って、こんな記事を読んでる人は気づくと思いますけど。。
ようやく、環境がでけたので、とりあえずはサンプルをビルドしてみます。
start_shell.batを起動後、gitからソースを入手→makeします。
C:\Cerevo\CDP-TZ01B> cd \
C:\> mkdir work
C:\work> git clone https://github.com/cerevo/BlueNinja_BLE_EXAMPLE
Cloning into 'BlueNinja_BLE_EXAMPLE'...
remote: Counting objects: 125, done.
remote: Total 125 (delta 0), reused 0 (delta 0), pack-reused 125 Receiving object
Receiving objects: 100% (125/125), 132.63 KiB | 0 bytes/s, done.
Resolving deltas: 100% (48/48), done.
Checking connectivity... done.
C:\work> cd BlueNinja_BLE_EXAMPLE
C:\work\BlueNinja_BLE_EXAMPLE> make
なんかいっぱい出る
C:\Cerevo\CDP-TZ01B\tools\bin\arm-none-eabi-objcopy -O binary blueninja_ble_example.elf blueninja_ble_example.bin
C:\work\BlueNinja_BLE_EXAMPLE>
うまくいけば、blueninja_ble_example.elfと.binができあがりです。